行政書士を目指すことを決意!

「よっしゃぁ~!これで店から開放される」と行政書士に合格した第一声の言葉。父もしぶしぶ納得し何とかこの難を避けられました。

私はある商店街で御茶屋を営む長男として生まれました。80年も続く老舗で父が3代目となる歴史あるお店になります。父は商店街の組合長でもあり、昔ながらのガンコ親父、将来息子が店を継ぐこと当たり前だと思っているような人です。休みの日には良くお店を手伝い、中学、高校からお茶の話をやって程聞かされていました。私自身はお茶やお店にはまったく興味がなく、後を継ぐことは考えていませんでしたし、正直お茶よりも紅茶のほうが好きでした。

話は私が大学3年の時にさかのぼりますが、この頃になると就職活動をしていくことになります。特にしたい仕事があるわけではありませんでしたが、とりあえずお店を継ぐことだけはゴメンでした。しかし父がそれを許すはずはなく、「お前は将来この店を継ぐことになるから就職活動はしなくて良い」とこの一点張り。私は私で「俺の人生なんだから俺の好きなように生きると」とこの時期このような会話がほとんど毎日でした。

そんなある時親戚のおじさんがたまたま家に遊びに来ていました。もう60歳を超えますが、 子供がいないせいか昔から私のことを良く可愛がってくれます。そのおじさんは行政書士の仕事をしていて、年収が相当あったと聞いています。私は就職活動について悩んでいるときでしたから、色々仕事に対して興味があり具体的な内容を教えてもらいました。

行政書士は国家資格で試験の難易度は高く、主に官公署に提出する書類を作成しており、車庫証明や会社設立の手続き、お店の開店に必要な許可申請など幅広い分野の仕事を請け負っているとのこと。沸々と興味が沸いてきて、早速インターネットで、色々調べて見ました。
おじさんの言ったとおり行政書士は国家資格で難易度が高く、合格率は毎年10%をきるほどの厳しい試験だということです。しかし行政書士なら自分にも出来そうだし、難易度が高くてもきちんと勉強すれば合格できるかもしれない。何より父を説得する材料にも使えると思いました。

次の日から父の説得に入りました。試験よりも父を説得するほうが難易度は高いと思えるほど 断固として反対されました。しかし私もめげず毎日、毎日説得し、条件付でしたが、ようやく納得してもらうことができました。条件とは24歳までに行政書士になれなければ、お店を継ぐことと大学卒業をしたら家を出て、自分の力で生活することでした。たぶん世の中は甘くはないということを教えたかったのだと思います。
24歳までということは実質あと3回も試験を受けることが出来るので、必死に勉強すれば何とか合格できるだろうと自身もありました。
この時は、なんだか気持ちが楽になりとても自由になった気分でした。

一方で就職活動もして行こうと決めました。これだけ難易度の高い試験だと在学中に合格できない可能性も考え、卒業後、自分の生活を確保していくために何処かの会社に就職してみるのも悪くないと思いました。
色々ありましたが、行政書士に挑戦する権利をこうして得ることが出来ました。

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会社員として仕事をしながら私が行政書士に合格できた秘密!